こんにちは、平山です。今週はよくYouTubeでご質問をいただく「学生で起業か又は就職してから起業か?」をテーマにお送りしたいと思います。
もしも現在学生さんで起業するか迷われている方、または学生さんでなくても起業に興味がある方は、一つの小さな判断材料としてお読みいただけたら幸いです。(起業という概念の変化、また私の起業についての思いについても書かせていただいております。)
この質問をいただいた時に、まず私の頭によぎった回答は「就職して社会というものを学んでから起業でしょ!」と思いました。これが正直なところではあります。が!しかし!思い返しました。この思考はもしかしたら叔父さん的な思考なのではないか?。。時代は変わりつつあります。その変化は凄まじく早い!私達叔父さんが抱いていた「起業」という概念そのものも変わってきていますからね。
今日はその反省も込めて、❶就職してから起業、❷学生で起業、それぞれを整理して思考をめぐらせてみたいと思います。
就職してから起業
ではまず、就職してから起業のパターンを見て行きます。改めて言いますが、私としては本音はこちらです。なぜなら、私自身、実際に18才から社会に出て学ばせていただいてきた事は多くあるからなんですね。
私は高卒なのですが、卒業してから某スーパーの家電部門で4年間勤めました。そこで様々なことを学びましたね。お客さんの接客ですとか、売り場の組み方、陳列の仕方、数字の付け方、読み方、棚卸しのやり方、業者とのやり取りや駆け引き、不良品があった場合等のクレーム対応、たまに来るヤ○ザさんの対応、時に万引き犯を捕まえたり、本当にいろんな経験をさせてもらいました。
その後、働くことや正社員ということに疑問を抱くようになって、ある日読んだ高橋歩さんの『毎日が冒険』という本を読んで脳天に⚡が落ちた私は、オーストラリアへと1年間逃亡するのですが笑
帰国してからも、コールセンターやらでインターネットを学び、電話やメールでの顧客対応を学び、その後デザイナーになってからも、デザイン室で勤めながらデザインの実践を学びました。
もう正社員にはうんざりしていたので、「二度と正社員にはならん!」と心に決めておりましたので、帰国してからは派遣の雇用形態ですが、全然やることは同じなので派遣でいいと思うんですよね。正社員になっちゃうと辞めるのが中々大変だったんです。周りにも止められますし、何より自分自身の心を動かすことが結構大変な思いをしましたので。(今思っても、社会人になってから一番勇気を必要としたことが、最初の会社を退職する時でしたから)
とまあこんな感じで勤めながら実践で学んできたことが数多く私の場合はあります。それが今の根っことなって私を支えてくれてますので。
私の本音としては「就職してから」←正社員でなくてもOKで。まずは社会を知ってそれからの方が良いのではないかというのが本音の意見ではあります。
が、しかし、、時代は驚くべきスピードで変わりつつあります。それには学生で起業という選択技もありの時代だとお思うんです。ではそこを見て行きましょう▼
学生で起業
はい、それでは次に「学生で起業」を見て行きましょう。
最近では中学生の方とかでも起業しちゃう人とかいますからね。。ほんと凄いと思います。私が中学生の頃と言うと。。。うーん。。本当に何も考えてなかったですね。ジャンプ読んでピザポテト食べるぐらいしか考えてなかったと思います😀。起業しようなんざ、一欠片も思っておりませんでしたので、なのでほんと、頭が下がる思いなのですが。
実際に学生で起業されている方にも2人ほどお会いしたことがあります。ある経営者の集まりだったのですが、ほんとに真っ直ぐな眼差しで志を感じましたね。確かお一人は学生を企業に紹介するような冊子をつくっているビジネスだったかな?と思います。もう一人はすごくインパクトのあるお名前なのですが、そこにインパクトがありすぎて何をやっている方かは忘れてしまいました^^;
その後お二人どうなったのだろう?頑張っていると良いのですが。
と、話しがまとまっていないので、元に戻しますと
まずは学生で起業することのメリットですね。
他にない経験値
これはあるかと思います。実際にビジネスを立ち上げる経験は、ものすごく貴重な体験と言えるかと思います。万が一そこでダメだったとしても、その経験は今後仕事をしていくうえでもめちゃめちゃ大切な資産となるはずです。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」とはよく言いますが、ほんとにその通りなんですよね。年をとってくるとわかりますが、結構苦労するのしんどいんですよ笑 もちろん今でもやる気全開で振り絞ってやってますが、若い時のパワーってほんとに貴重なんですね(あなたも年をとれば分かるはずです笑👴)
そのパワフルなうちに経験を吸収するということは、それは成長もする訳です。
また、若くして頑張る若者は可愛がられます。
学びの加速化
昔はこういったインターネットもなかったですし、スマホも勿論ありません。ビジネスを学ぼうと思ったら、頭を下げて社長さんに話しを聞くか、それも知り合いがいなければ叶いませんので、大金を払ってセミナーに行くかぐらいしか無かった訳です。
ところが今やです。ツイッターやYouTube、どこでもビジネスを学べますし、オンライン講座なんかもめっちゃ安いですよね。(私なんかデザインのスクールに50万払いましたので、、ほんと羨ましい!!)
それに本も昔に比べたらその数は桁が違います。
もうね、スピードが違うんですよね。現場でリアルな学びは必要不可欠な部分ももちろんありますが、それを短縮化できる時代です。
私達おじさん脳はほんと頭を切り替えていかないといけないですね。。
起業という概念の変化
昔は「起業」というと、本当に結構大変なことで、知識と経験を充分に積んで、資金も蓄えてやっとこさ起業というのが当然でした。
しかし。今やその「起業」という概念自体が変わりつつあります。例えばお店一つでもそうです。昔はお店を出すには不動産を契約して、内装工事をして、レジをおいて、販売員を雇って。とてもとても気軽には始められないですよね。よっぽど資金もかかりますしリスクも大きいですからね、相当の覚悟が必要です。
しかし、今や。オンラインショップであれば無料でお店、作れます。在庫もスズリさんとかのサービスを使えば、抱える必要もありません。アイディアさえあれば稼ぐことが出来る時代なんです。
この起業の概念、昔と今では180度違うものですよね。私を含め、昔から経験して来た方々は経験を元にアドバイスしますが、それはこの起業という概念自体が違うものになったのでしょうがないことなのです笑
情熱の火
経験上ですが、人生の中で何度かメラメラとこの情熱の火が燃え上がることがあります。しかし。。この情熱の火、薪をくべないと時間が経てば経つほど弱くなり、やがて消えていくんですね。
多分、人生の中でこの火が燃え上がる回数は決まっています。あなたの今のその火、本当に貴重であることを覚えておいてほしいです。
「起業」が求められる時代
はい、ということで、就職してから起業、または、学生で起業。それぞれのメリットを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
多分、色んな人にご相談されたり、色んなものを見たりして、迷われているお気持ちがあるかと思います。
ただし、言うまでもなく、あなたの人生は誰の物でも無い、あなたの人生です。
自分の人生に責任をもって自分自身で決めましょう。
私を含め、こういった叔父さんの意見は、勿論聞く耳は必要ですが、そういった反対意見は自分の意見を固めるための材料として見るくらいでいいと思うんです。
やりたいように生きてみてください。そうすると心の芯から力が溢れ出てきますから。それが一番あなたが輝く道です。
ご存じの通り、会社の寿命は年々短くなっていると言われています。世界に比べて日本の成長は一歩も二歩も出遅れています。そんな今の日本にとって、業を起こすことはとても重要で、そして求められていることでもあります。
もしもあなたがその道に進まれた時は、共に「起業人」として素晴らしい世の中を創っていけるのを楽しみにしてますね。
平ちゃんより
平山さん、今回も素敵で学びのあるブログ!!最高です。
刺さる言葉が沢山有りました。
『情熱の火』の部分なんてブルブル震えながら、私の火にも薪をガンガンくべました。
オジサンの考えも大切にしつつ、若い人の意見にも私達オジサンは聞く耳を待ち、向き合っていきたいですね!!
オラ、まだまだやれっぞ🔥
諸岡さん、いつもありがとうございます😄✨
おじさんの考えを押しつけるのではなく、役立てていただく為にも、現状の時代の変化を受け入れていくことは大事だな〜と今回改めて思いました^^
古い思考に捕らわれずアップデートしていきましょう!(頭からっぽの方が夢詰め込めますね♪)
まだまだオジさんパワーでやりますよ 〜👴👍🔥