こんにちは、平山です。今週もご覧いただきありがとうございます。
さて、今日はビジネスモデルについてを見ていきたいと思います。あなたは最強のビジネスモデルはどこ?と聞いてどんな会社を思い浮かべますでしょうか?
はい、そうですね。私もそう思います。みんな大好きディズニーさんですよね。
そんな最強のビジネスモデルを構築し続けるディズニーさんが新たに(前からあったかもしれませんが)教育コンテンツのビジネスを展開されていることをご存じでしょうか?
私も先日たまたま目にしたのですが、『ディズニーアカデミー』と称して、学校向けと企業向けの教育コンテンツを展開されているそうです。学校向けでは生徒さんの将来へ向けた学びを提供し、企業向けは、ディズニーのフィロソフィーや顧客対応、そして従業員キャストの研修プログラムを提供されているようです。
あとは、プログラミングスクールのようなもので『テクノロジア魔法学校』という学習教材も出ているとか。
私はこれを拝見した時、ビジネスモデルの変化を感じました。
はい、おっしゃる通り、もちろん、こういった教育コンテンツというのは前々から既にあるものですよね。こういった教育コンテンツを専門とする会社は既に沢山あります。
しかし、私が言いたいのは「前輪+後輪」のことです。こういった業界を最前線で走り続けている企業が、そこで構築したノウハウを売るというモデル。これはこれから増えるだろうと数年前から思っておりましたし、実際にやってらしゃる企業さんはちょこちょこいらっしゃいます。ただ、ここまで大手のディズニーさんの参入はインパクトがありますね。
こういった実際の現場の蓄積してきた長年のノウハウというのは他にない貴重なものとなりますので、そこに大きな価値があります。提供しやすいプラットフォームが整ったことも大きな原因と言えるでしょうし、コロナの影響も大きいかもしれません。
これをモデルに今後、更にこういった前輪+後輪のビジネスモデルが増えるのではないかと私は思っています。
後輪はデジタルで提供が出来る世の中ですからね、非対面型ですし、一度構築してしまえばそれは自動的に収益を生み出す資産となります。安定した事業を営んでいくには非常に魅力的です。
もしもあなたが、こういった前輪として現場での実際のノウハウを蓄積されてきたのであれば、今日はこの後輪のビジネスモデルを考えてみてはいかがでしょうか?
もしくは、これから事業を始められる方も、この前輪と後輪のビジネスモデルは意識しておくと良いのかもしれません。
今日はこの前輪と後輪をどのように構築していくか一つずつ見て行きたいと思います。
チャレンジすることで前輪を構築
はい、それでは、さっそく『前輪と後輪』を構築する為に必要なこと、見て行きたいと思いますが。
まずは当たり前ですが、前輪でチャレンジすることが重要ですね。
表面だけの情報ではうすっぺらく、そういった情報はインターネットでちょちょっと検索すれば調べられる世の中になりました。そうではなく、そこにはあなた自信の経験による血の通った情報であることが重要かと思います。
また、私自身大切にしていることでもありますが。
「丸投げはしない」「まずは自分でやってみる」ということが経験を蓄積するうえでは重要かと思っています。
なんでも外注すれば可能な世の中になりましたからね、ついつい全部お任せにしてしまいがちなのですが、まずは「これは自分で出来ないか?」と自問してみることが重要です。そこにチャレンジすることで後に後輪の資産となりますからね。
どんどん!チャレンジして行きましょう!
迷ったらどっちもやる、失敗も成功も大きな資産
チャレンジしていくと、どこかで、コレとコレどっちにしよう。。。?
という選択を迫られることが多々出てきます。そういう時に私の場合ですが、なるべく、どっちもやる。ことを意識しています。
例えば私の場合、起業する時に「個人事業主」と「法人」を一瞬迷ったことがありました。
結局、まずは個人事業主を5年やって、その後法人として法人成りをした訳なので、どっちも経験することが出来たんですね。
この経験はリスクを抑えるうえでも、勿論良かったのですが、この後、後輪を作るうえでの資産を構築する為には非常に役立ちました。
結果、YouTubeでの私のほとんどの再生数、登録数はこの解説動画で稼いでます。これは実際に経験したからこそ解説出来るものだと思うんです。
また、こういったこともありました。動画編集ソフトでAdobeのプレミアプロとフィモーラを迷ったことがありました。
プレミアプロだと現在の契約のまま使えるのだけど、ちょっと難しそう。一方、フィモーラは簡単でテンプレートも付いているが値段が余計に2万円くらい。なるべく早くYouTubeを始めたかったのでここはまずフィモーラを使ってみようと、使ってみて、結局プレミアプロも勉強して。結果どっちも使ってみることとなりました。
その上で圧倒的にプレミアプロの方が優れていたので、フィモーラの2万円は無駄金、、となった訳ですが。
しかし、経験から言うと大きな資産と言えるのです。どっちも使ったうえで、ココとココが違うからこっちがいいよ。と言えますからね。
これが片方しか使っていない状態であれば、何がどう比べていいのか?というところまで話ができません。
なので、迷ったら、どっちも使ってみること。やってみること。
これも後輪を構築していく上では非常に重要なことなのかなと思います。
教え方を学ぶ
さて、前輪で確かな経験とノウハウが構築されましたら、次はいよいよ、その知識、経験やノウハウを後輪に構築していく番です。
ノウハウがあるのだから、後は教えるだけだから簡単じゃん!
そう思われますよね。はい、でも、ここが意外と難しい部分でもあります。
教師という職業が存在するように、教えることも一つの立派なスキルだからです。
大抵の人が教え方を知らずにつまずいて止めてしまいます。
でもです、ここさえ習得すれば、後輪という資産を構築出来るのですから、諦めてしまうのはもったいないですよね。また、教えるというノウハウは何もこの後輪を作り上げるためだけに必要なことではありません。
あなたの会社で新しい社員が入ってきた時に、この「教える」というスキルは大いに役立ちますし。お客さんへの説明もこの「教える」スキルがあればとてもスムーズで感謝されると思いませんか?
ビジネスにおいてこの「教える」ということは切っても切り離せない関係なのです。
色々とノウハウはありますが、それを習得するために今日はひとつだけあなたに提案です。
まずは、最初のステップとして、あなたの会社の業務のマニュアルを作ってみてはいかがでしょう?
マニュアルといっても冊子ではなく動画のものですね。その動画を観れば今日が初日のアルバイトでもその仕事を理解でき速実践出来るものです。
おそらく最初はうまくいきません。伝わったつもりでも実際に仕事をしてもらうとうまくいっていないことがわかるかと思います。そこの問題点を取り上げて試行錯誤して完璧な動画マニュアルを作り上げてみてください。
全ての業務とは言いません。一つの業務の工程だけでも、かなり教えることについてのノウハウを得ることが出来るかと思います。
それが出来たら後輪を構築するための大きな一歩です。
あとはどのように編集するか、売っていくかなどあると思いますが。
その辺はまた追々お話していきましょう。
あの葛飾北斎も前輪と後輪を究めていた
こんな話があります。あの葛飾北斎ですが、ご存じの通り、絵を描くことに人生を捧げていましたので1秒でも多く絵を描いていたいというタイプの人だったのだと思います。
そんな中で、弟子志願の人達がこぞって訪れていたそうで、北斎さんは来る者拒まず受け入れていたそうなんですね。しかし、弟子が増えすぎて教えることに時間を取られることを嫌がった北斎さんは自分の絵を描く時間を死守するために。教材本を作ったそうです。それを弟子達は見て勉強することによって北斎さんは絵を描くことに集中が出来たそうですね。
これって、明らかに前輪と後輪モデルですよね。
書籍とかもそうです、後輪モデルです。
まじめな人で責任感の強い人ほど、前輪を作り続けることに拘ってしまいますが、実は後輪を作ることで、前輪をさらに強く大きくすることにも繋がります。
前輪×後輪、どちらとも意識して構築していきましょう。
追伸。
ちなみに、その北斎さんの教材本は沢山作りすぎて余ってしまい。海外に器などの割れ物を送る際の梱包紙に使われるようになり(今で言う段ボールの間に入れるチラシのようなもの)それから海外に北斎さんの絵が広まり、多くの画家に影響をもたらしたそうですよ。
うーん。何があるかわかりませんね〜〜
私は先ずは果敢に挑戦して前輪の構築を行いながら、後輪も意識して進んでいきます。
これだけオンラインが主流になると、ネットの世界にも飛び込む必要があると認識しております。私はアナログな人間ですが…。チャレンジあるのみ!!
新人に指導する際に紙でのマニュアルを作成して教えておりましたが、動画ですと分かりやすい上に自分を客観的に見て、どんな言葉で?どんな表情で?笑顔はぎこちなくないか?など様々な学びが出来そうです。その点にもトライしていきます!!
平山さん、今回のブログもとても勉強になると共に『やるぞ〜』と力をいただきました。ありがとございます。
諸岡さん、いつもありがとうございます😄✨
マクドナルドとかは動画のマニュアルが用意されていて新人さんはそれを見て学ぶらしいですね!
動画だと繰り返し自分の分からなかったところを見れますからね。その点でも利点でありますね^^
業務をシステム化するということは、何かこう人間ぽさがなくなる寂しさもありますが、その空いたリソースで新たな改革をしていけば良いのかもしれないですね👍