こんにちは、ブログをご覧いただきありがとうございます。今日はビジネスモデルについて考えていきたいと思います。
突然ですが、このような言葉は聞いたことございますでしょうか?
「自家ブラック化」
ある一人のビジネスマンがいました。しかし彼は独立何年経っても今一成功のスパイラルに乗り切れませんでした。 彼の努力が足りなかったか?いいえ、彼は夜遅くまで何時間も仕事して休日もここ何年もちゃんとした休暇はとっていません、営業が出来ていなかったのか?いいえ一生懸命に営業もしてました、マーケティングを知らなかったか?いいえ、マーケティングも学んで実践してました。
しかし、一方では独立してすぐに成功の波に乗り始める人もいます。
果たしてこの二人に何の違いがあるのか?それがビジネスのストック化です。
これはこのストックビジネスの教科書から引用させていただいたものです。
同じ努力をするにしても、このビジネスモデルによって運命は真っ二つに分かれてしまうわけですね。
私自身、デザイナーという職種上、依頼をされて作るオーダー型が主流の時がありましたので、この話しは耳が痛いですし、その気持ちもよくわかります。
日々目の前にオーダー(フロー型の仕事)がくればそれはもうそこに一生懸命になってしまい、ストック型を作っている時間なんてないわけです。
心の中ではやらなくては、やらなくては、と思いつつも、目の前の仕事に追われて、まあ、でもここで収益が上がっているのだからいいか。と自分を納得させてしまいます。仕事のある安心感でストック化の開拓を怠ってしまっているんですね。
ただしフロー型には波がありますからね、良いときもあれば、悪い時が必ずくるわけで、悪くなってから焦ります。
おそらくそういう方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
今日はぜひ一緒にビジネスのストック化について考えていきましょう。
ストック型とはなんぞや?
まずストック化の定義をお話しておきましょう。ストック化とは「継続的に収益を上げられるビジネスモデル」のことを定義します。
反対に単発のもの、たとえば依頼をされてつくるものはフロー型となります。
狩猟と農耕に例えるを分かりやすいかと思いますが、その日、その日で獲物を捕りにいくのはフロー型、大猟な時はいいですが、天候や様々なことに左右されますので安定はしないですよね。
一方でストック型は農耕型、比較的計画的に収穫を得られますので、最初の構築までは大変ですが、その後安定して収穫を得ることができます。
穏やかな風景が浮かびますね〜。
このストックビジネスの教科書の著者大竹さんいわく、ビジネスのストック化は恐怖と戦うために、これからの時代は必ず必要なものになる!とおっしゃっておられました。
独立すると、毎月給料が自動的に振り込まれていた会社員時代をほんと天国みたいだったと思い返す時があります笑 多分多くの人が経験することですが、ほんと恐怖の日々はありますからね〜。
その恐怖、不安と戦っていくうえではこのストック型のスキルを身につけていくということは本当に大切なことなのかもしれないですね!
ストック型のビジネス具体例
では具体的にどのようなビジネスがストック型なのか?具体例をご紹介しましょう。
たとえば、セコムさんとか正にそうですね。毎月の契約料をいただいて、機械セキュリティーによって警備をするもの。何かあったときには駆けつけるもので、店舗やご自宅にステッカーを貼っているのも観たことがあるかと思います。
警備員を常時配置するのでは人件費は高いですからね、それよりも月数万円で安心を買えるのですから、ほとんどの方が年間更新をするそうです。ちなみにこのストックビジネスの教科書の大竹さんは元セコムさんにいらっしゃったそうですね😲 その頃の社内では「ストック化」という言葉が既にとびかっていたそうです。
あとは、ソフトバンクさんはフロー型からストック型への変革に成功されたモデルです。
コンピューターソフト販売から始まり(フロー型)➡ヤフージャパン広告事業(ストック性△)➡ヤフーBB(ストック型)➡日本テレコム(ストック型)➡ボーダフォン(現ソフトバンク)(ストック型)
という感じでまさにストック型をめざしてビジネスモデルを変革してこられたとともに大成長をとげられてきました。
あとは、コンビニやラーメン店などでよく聞くフランチャイズもストック型ですね。レシピや名前を提供することでロイヤリティーをいただくものです。
コピー機やひげそりなどもストック型のモデルになります。消耗品は永続的に必要になりますからね😄
あなたの身の回りにも多くのストック型のビジネスモデルがかくれていると思います。ぜひ見つけてみましょう。
ストック思考をやしなう習慣
著者の大竹さんは電車に乗るときにある習慣をつけているそうです。それは車内の広告をみて、このビジネスはストック型なのか?それともストック型ではないのか?を見極める習慣。
見極め方のポイントとしてはこの3つ
ストックを見分けるポイント
1.初回無料なのかどうか?
2.機器の価格が安いか?
3.営業マンの特典が豪華か?
この3つをふまえて、そのビジネスがストック型かフロー型なのかを見極めます。そしてもしフロー型なのであれば、それをどうやったらストック型に変えることができるのか?を考える習慣をつくっているそうです。
例えばイタリア旅行の広告があったとしましょう。9日間で20万から30万の旅行の広告です。あなたならどうやってこのフロー型のビジネスをストック型に変えますでしょうか?
大竹さんの答えは書籍ストックビジネスの教科書のP71をご確認ください▼
ストック17のビジネスモデル
その他書籍にはストックビジネスの17のビジネスモデルがあります。
下記一覧ご紹介します。あなたのビジネスと相性のいいストック型はどれかございますでしょうか?
ストック17のビジネスモデル
1.インフラ提供型
2.賃貸契約型
3.レンタル、リース型(機器使用)
4.ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)
5.スポーツクラブ型
6.定期メンテナンス型
7.定期購入型
8.フランチャイズ型
9.協会認定型
10.消耗品購入型
11.予約サービス型(不定期)
12.教室型
13.サービス型(非コンタクト)
14.回数限定継続型
15.会員制型(特別待遇)
16.セキュリティー型
17.友の会型
また書籍には「8つの課金モデル」が解説されています。
上記それぞにおいて、どの課金モデルが適切であるのか解説されておりますので。合わせてご覧ください。
まとめ
以上、今回はストック型のビジネスモデルについて学んでまいりました。世の中の仕事においてまずはフロー型から始まることがほとんどだかもしれませn。
ただ大事なのは、そこからストック型に変えていくにはどうしたらいいか?考えることがとても大事ですよね。
ストック型思考の習慣をわすれずにトレーニングを繰り返して、ぜひストック型思考を身につけていきましょう。
その上では、この「ストック型ビジネスの教科書」は手放せないハンドブックになると思います。ぜひチェックしてみてください😄
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