ファンの作り方 (マーケティング講座)

こんにちは、平山です。ご覧いただきありがとうございます。今週もマーケティングのお話をしていきたいと思います。ぜひ、これから開業される方、もしくは既に開業されている方。又はあなたのクライアントをサポートされる際にお役立ていただけたら幸いです。

ということで、今回のテーマは『ファンの作り方』ですね。最初に断っておきますが、私は完全に裏方の人間です(←言い訳)のでTwitterのフォロワー数とかも50人ほどの弱小人間です。「そんな人間がファンの作り方なんぞ語るじゃない」というお気持ちかもしれませんが、安心してください。今日お話するのは私とクライアントの方々と一緒に積み上げてきたこと、そういった現実的、実践的なことをお話させていただこうと思います。

小手先のテクニック的なことと言うよりは、根本的な部分のお話となりますので、ご承知起きの上お読みいただけたら幸いです。

名前を覚える&呼ぶ

はい、では一つずつ見て行きたいと思います。今日は項目が少し多めです。

まず、一つ目、これはぜひ実践して頂きたいのですが、「名前を覚える」&「名前を呼んであげる」ということ。

突然ですが、ジャン!問題です。

人が人生の中で最も、よく書き、よく口にして、よく耳にするワード、最も親しみがあり愛着のあるワードというのは何でしょうか?

・・・ポクポクポク

・・・ポクポクポク

・・・チ-ン!

はい!

もうお題で出てますね笑

それはその人の『名前』です。

人は一生の中で自分の名前というのを数えきれないくらい書き、数えきれないくらい口にして、数えきれないくらい呼ばれます。それだけに最も親しみがあり愛着がわくものなのですね。

例えば、商店街で人が大勢いる場所で、「みなさーん」と言っても誰も振り向きませんが、「○○さーん」と名前で呼ばれればあなたも振り向かざるを得ないですよね。

それくらい私達にとって名前というものは特別なものなのです。

そんなその人にとって特別な名前。これをまだ常連にもなっていない2回目の来店した時に定員さんから呼ばれたらどうでしょう? 驚きますし、なんだか感動しますよね。

「え?本当にそれだけで感動する?」そう思われますか?

では、一度実験してみてください。まずは一人だけでもいいので名前を覚えてみましょう。(どの人が再度ご来店頂けるかはちょとかけになりますが、拝見しての感や次回割引クーポンをお渡しするなど工夫してみましょう)

そしてその方が再度ご来店いただけた時、あなたはこう言うのです『あー!○○さん!来てくれたのですね!!お待ちしてましたよー!』(スーパーMAXの笑顔で)

そうするとそのお客様の反応はあなたが思うよりも数倍驚いてくれるはずです。

勿論それ以外の要素はもろもろ必要ではありますが、それだけでファンになっていただける確率というのはグンッ!と上がります。

もしも、名前を覚えるのが苦手という方は、1日1人、から始めてみましょう。そうすれば年間365人覚えられますから(あ、、それだと無休になりますね笑。疲れた顔ではファンは出来ませんのできちんと休みましょうw)

昔の私のクライアントさんは覚える為にカウンターの裏にはぎっしりお客様の特徴+お名前を書き込んでいました。

キャバクラのキャバ嬢さん達も、顧客の名前はめちゃめちゃ覚えるようにしているはずです。(あまり行ったことありませんが←昔はねw行ってましたよ👴)

名前を覚える&名前を呼ぶ。ぜひ実践してください。

顧客の話しを聞く

では、2つめですね。❶がちょいと長めになってしまったので、急ピッチで行きましょう。

先日、落語家であられます立川談春さんがこのようなことをおっしゃってました。

『人に話を聞いてもらいたかったら、まずは人の話を聞きなさい』

日本一チケットがとれない落語家と言われる談春さんのこの言葉。重みがありますよね。

このお言葉の通りだと思います。先日もいましたが無理な営業をするセールスマン、次から次に自社の自慢話をこちらが話す隙間もあたえないぐらいマシンガンのように話してましたが。いや、、買わないですよね。。笑

何より、そういう人、信用できませんよね。

出来る営業マンというのは、まずはこちらのことをうまいこと聞き出してくれます。今どういった悩みがあるのか?痛みがあるのか?過去どのような辛い経験があったのか?まるでお医者さんみたいに寄り添うように聞いてきます。

こういう人から買いたいですし、そういう人にファンが出来るわけです。

お笑い芸人のサンドウィッチマンは送られてくるファンレターに一つ一つ丁寧に手書きで送り返されているそうです。今では追いつかないくらいだそうですが、これって想像以上に大変なことですよね。できる限りだと思いますが、それを長年続けている。そりゃファンにもなりますわい(≧∀≦)!

楽しんでもらう&自分も楽しむ

先日ちょー久しぶりに外食しました。バーミヤンですけどねw

コロナ過でしたので外食はずーーーっと控えてましたし、今の第6派が盛り上がりを見せる前でしたので。

で、久しぶりに行ったバーミヤンですが、いやーびっくりしましたね。なんと料理を猫型ロボットが持ってきてくれるのです。

しばらく行かないうちにこんなにも世の中は変わっていたのですね。まるで浦島太郎状態でしたが、子供達はというと、それはもう大はしゃぎですよ!猫型ロボットに手を振っては話しかけては、帰る時には大きな声で『がんばってねー!!猫型ロボットー!』と叫んでましたねw

そして、会計後のガチャガチャ!これも大変お喜びいただいておりましたm_ _m

料理も勿論美味しかったのですが、それにも勝るこの楽しい時間。コロナ過でどこにも連れてってあげられてなかったので、子供達にとってはとても楽しく素晴らしい体験だったようです。

『また猫型ロボット行きたい!!』そうおっしゃっておられます。

やっぱり、その体験がつまらなければ、いくら料理が美味しくても、また行きたいという気持ちはそこまで湧いてこないですよね。

それがこの楽しい体験がプラスされると、また行きたい気分というの倍増するわけです。すべての楽しい体験はプライスレスですからね!

お客さんがどのようにしたら楽しんでいただけるか?ぜひ考えて行きましょう。

それには、まずは、社長、従業員が楽しむこと。

自分が楽しくなければ、人を楽しませるなんて無理な話しですからね笑

あえてハードルをお作りする

楽しんでいただく為にも、これも一つの重要なポイントなのでお話しておきましょう。

人って、どこかで、簡単に手に入るものには価値を感じにくい生き物です。

逆になかなか手に入らないものには価値を感じますよね。

苦労して、山を登って、やっとこさ頂上に到達して、そこで眺める景色はロープウェイでサクッと登って観た景色よりも遙かに絶景です。

そこで食べるおにぎりは、普段下界で食べるおにぎりとは比べものにならないくらいの絶品であることをあなたもご存じですよね。

それはファンを作る上でも重要なこと。

もし、あなたのお店にお客さんに上っていただく為の山がないのであれば、そこにはそういったドラマがないことと同じです。失礼な言い方をすれば、それはつまらないものなんですね。

どんな山を作るか?それはぜひあなたの事業やあなたのお店の特徴によって、そしてお客様の特性によっても変わってくると思うのでぜひそこは考えに考えていただく必要があります。

私も先日からYouTubeにて朝活ラジオの企画を始めまして。ご参加いただいている方に喜んでいただけるように、30日達成証書というのをお作りしました。

ちょうどこれを書いている今日、3名目の方も達成されて、ほんと感激しております。いや〜、、ほんと、、こんな私ごときのラジオで朝5時に起きていただいている方が3人もいらっしゃるなんて!ほんとに未だに信じられません。これからまだまだ良いものにしていく為にも頑張っていかなくてはならないですが。やっぱりこういった企画を考えるのは大事だと身をもって思いました。

ぜひ、あなたのお店、事業にも、お客様が昇るべき山(ドラマ)を用意してあげましょう。

ファンになっていただけるかは考えた時間そのもの!

とまあ、色々お話してきましたが、最後に今日私があなたにお伝えしたいことをお話します。これまでお話したことは全部忘れていただいてもいいくらい笑 大事なことです。

それは、お客様があなたのファンになっていただける可能性というのは。

あなたがお客様のこと考えた時間!そのもの!

ということです。

例えば、あなたが人からプレゼントをもらうとしましょう。

そのプレゼントを選ぶ際に、「Amazonで検索して1位だったから。」だとどうでしょうか?

嬉しいですけど、ちょっと喜びは半減しますよね笑

または、人に選んでもらった。とかだとどうでしょうか?

まあ、嬉しいですけど、、

やっぱりその人が自分のことを思って、考えて迷って、そして決めてくれた、というプレゼントの方が、何かこう、心を感じませんか?

ラブレターもそうですよね。検索して反応の良いワードを並べた手紙。

または人に書いてもらった手紙w

それで気持ちは通じますかね?通じないと思うんです。

商売もこれと同じです。

話を聞いてもらいたければ、まず相手の話聞くこと。

好きになってもらいたければ、まず相手を好きになること。

ファンになってもらいたければ、まずはあなたがお客さんのファンになること。

恋人のことを日夜暇があれば考えるように、

顧客のことを思うこと、時間が許す限り考えに考えて考えまくりましょう。

歯磨きをする時も、コーヒーを飲むときも、トイレでも、お風呂でも、ほんとうに時間が許す限り考えまくりましょう。

お客さんは、どういった事に悩み、どういうことに痛みを感じ、どういったことを解決したいのか?どのような日常を過ごして、どのような休日を過ごして、どのようなことに喜びを感じているのか?

大げさな表現かもしれませんが、脳みそから血が出るくらい考えましょう。

今のこの時代ですから、ほとんどの場合、効率化を目指す傾向があります。

結果、顧客のことを考えることを手放し、人任せにしてしまう企業がほとんどです。

そこに成長はありますでしょうか?得られるものはありますでしょうか?

私はそこにこそ、貴重な宝があると思ってます。

なので、ぜひ、考えましょう。

ライバルよりも多くの時間考えましょう。

それだけで大きな差別化となるはずです。

まとめ

おっと、ちょっとばかり熱くなってしまいましたね。お読みいただきありがとうございました。

日経ビジネスの記事でネクタイの会社様の記事でとても印象に残っている言葉があります。

「苦しい時もありました、でもそんな時に助けてくれたのはいつも常連の皆様です。おかげ様で50年続けてくることができました」

50年だったかどうかはちょと記憶が曖昧ですが、確かそのくらいだったと思います。

今、こんなコロナの時代ですからね。それだからこそ、ファンを作れる、または大事にできる企業は強いです。倒れないですよね。

長く安定した事業を営んでいくにはファンを作れる力というのはやはり必要不可欠かと思います。

ぜひ今日お話したことをヒントに頑張っていただけたら幸いです。

PS:

私もフォロワーさんが増えるようにがんばりますw👴

平ちゃん

平ちゃん

グラフィックデザイナー/デザイン会社経営 ビジネス、起業、マーケティング、デザインのこと書いてきます。

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平ちゃん

平ちゃん

グラフィックデザイナー/デザイン会社経営してます。 個人事業5年→法人化5期目。自分の経験や学んできたことを通して、起業やビジネスの楽しさをお伝え出来たらと思います。

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